痛みの原因、石灰化の秘密
カルシウムで血管や細胞が硬くなる!骨にトゲができる
私達は普段、カルシウムを食事などから摂取しますが、その量が不足すると、体内のカルシウムバランスが乱れるため、自分の骨を溶かして補給します。そのカルシウムがあふれると、血管や細胞に沈着したり、骨にトゲを作って神経を刺激したりと、身体のトラブルの原因になります。
骨のトゲ
溢れたカルシウムが「骨・血管・細胞」に蓄積
骨のトゲが神経を直撃
腕のしびれや頭重感、めまいなどの症状で悩んでおられる方は少なくありません。要因のひとつに、カルシウムが骨の表面に沈着して、円筒状の骨がトゲのようになり、神経を圧迫している事が考えられます。
血管が骨になる!?
レントゲンでは骨しか写らないはずなのに、血管が写る人が増えています。これは、血管にカルシウムが沈着し、石灰化が進んで、骨のようになっているからです。動脈硬化の主な原因は、活性酸素によるコレステロールの酸化ですが、実はもうひとつカルシウムの沈着も関わっています。
軟骨や腱、内蔵にもカルシウムが蓄積
肩や膝の軟骨、腱などにカルシウムが蓄積すると、関節炎のような激しい傷みが起こります。さらに、心臓や腎臓、乳房にも石灰化買いこります。
石灰化が関わる症状
頚椎症、腰椎症、関節の痛み、手足のしびれ、動脈硬化(特に下肢)、結石
スポンサードリンク
石灰化の原因は、骨の弱化とカルシウム不足が疑われる
骨が溶け出す原因としては
①酸性体質
②運動不足
③過労・ストレス
④食習慣の欧米化
が言われています。
骨に悪い要素
□肉類中心の食習慣
□コーヒーの多飲(1日3杯以上)
□自力で家事をしない、出来ない
□糖尿病、貧血の既往歴
□最近6ヶ月の不眠
骨に良い要素
◯ 魚を週3~4回食べる
◯ 硬いものでもよく食べられる
◯ 日本茶をよく飲む
◯ 運動をよくする
◯ 薬物治療を受けていない(健康である)
さらに・・・石灰化対策は