焼き梅干しダイエットは簡単で続けられそう
焼き梅干しは簡単にできて続けやすいダイエット方法です。
もともと体を温める作用を持つ梅干しを焼いた焼き梅干しは、体を温める効果が非常に高く、水太りの解消に力を発揮するということです。
しかし、本当に痩せるのか。それが問題です。
その前に何故痩せるのか。それを知っていきましょう!
【焼き梅干しのダイエット効果】
普通の梅干しには、血液をサラサラにし、体内のエネルギー代謝を活発にして余分な脂肪を燃焼させる、クエン酸(梅に含まれる酸味の主成分)が豊富に含まれています。
そしてなんと、梅干しを加熱すると、梅干しの糖とクエン酸が化学変化を起こし、血行を改善する特効薬「ムメフラール」が生まれることが、研究で明らかになっているそうです。すると、冷え症の改善や防止につながります。血行を良くして身体を温めることによって、新陳代謝も活発にしてくれるため、ダイエットとしても役立つということになります。
【焼き梅干しの作り方】
材料: 梅干し約10個 / アルミホイル2枚
(1) アルミホイルを2 枚準備し、軽く丸めてクシャクシャにする。
(2) アルミホイルを広げて2枚に重ね、梅干しを包む。
(3) テキストアルミホイルの口をしっかり閉じ、オーブントースターで10~20分焼く。
(4) 梅干しが中までホカホカになったら出来上がり。(黒焦げにはしない)
(5) フライパンや焼き網の上で、焦げないように転がしながら焼いてもよい。フライパンで作る時には、油はひかず、素焼きにする。
(6) 保存容器に移して冷暗所で保存する。
こうして作った焼き梅干しを、1日に1~2個ずつ食べます。ご飯のおかずにしたり、お茶に入れて食べたり、そのまま食べたりなど、食べ方はまったく自由です。細かく刻んで和え物に使うなど、料理に取り入れてもかまいません。とにかく大事なのは、毎日欠かさずに食べるということ。
また、焼き梅干しは、一度焼いてしまえば冷めてもその効果にかわりがないといいます。毎回作るのが面倒な人は、一度にたくさん作って保存しておきましょう。
梅干しの水分量やオーブントースターの火力によっては、出来上がりに多少差が出ることもあります。焦げ過ぎるようなら焼く時間を短縮、もしくはアルミホイルを3枚重ねるようにします。逆に、中までアツアツになっていなければ火を弱めて焼く時間を長めにするなど、自分なりに調節してみましょう。
便秘や肩こり、腰痛も解消
実際、焼き梅干しダイエットを実践した人たちは、このダイエット法によって体重が減ったのはもちろん、そのほかにも様々な健康効果がみられたといいます。
まず第一に、肩こりや腰痛の解消。焼き梅干しに含まれるクエン酸には、固くなった筋肉をやわらかくし、緩んだ筋肉を引き締める働きがあります。そのため肩や腰の筋肉がちょうどよい状態に保たれ、肩こりや腰痛の解消につながるというわけです。 そしてもう一つは、便秘の解消。同じくクエン酸には、腸壁を刺激する働きがあります。そのため、腸の蠕動運動(内容物を先に送ろうとする運動)が活発化し、便秘の解消につながります。
その他にも、視力回復、抜け毛や白髪の改善など、体のあらゆる部分にその効果は絶大とか。
昔は薬として食べられることもあったという梅干し。体によいのは先人たちが十分に立証ずみのこと。健康のためにもなり、こんなに手軽にやせられるなら、ものは試し、やってみてもソンはないかもしれません。