ウォーキングだけしてても筋肉はつかない
せっかく歩いても筋肉がつかないなんて
人間の筋肉のおよそ7割が下半身に集中しています。
だから直接熱を生産する上でも、また血流のミルキング・アクションを活発化させるでも、下半身の筋肉を増強することはきわめて重要です
しかしウォーキングを日常まめに行いながらも、なかなか下半身に筋肉がつきにくいとお悩みの方も数多くおられるようです。
またいくらウォーキングをやっても、なかなか脂肪太りが解消しないとお嘆きの方もおられることでしょう。
しかし、たとえこれまでに目に見えて効果があがらなかったとしても、これまで通りにウォーキングを継続されますことをあらためてここでご推奨申し上げたいと思います。
その上でいかにすればより一層効果的に筋肉がつけらることが出来て、また脂肪の燃焼が可能となるかについて考えてみたいと思います。
効果的な筋肉増強と脂肪の燃焼には、有酸素運動と無酸素運動を適宜組み合わせてみましょう
そこでその第一段として、ウォーキングという運動自体が筋肉を積極的に増強させる性質のものではなく、また脂肪を燃焼させる段におきましてもある程度の時間の経過を要することを確認しておきましょう。
ウォーキングは酸素をとりつつ比較的長時間軽度の運動を行う「有酸素運動」に属しますが、残念ながら有酸素運動は決して皆無とはいえないまでも、筋肉を増強させるという点におきましてあまり大きな効果をもたらしません。
筋肉を増強する点においてより大きな役割を果たすのは、酸素の消費を
伴うことなく短時間に大きなエネルギーを消費する「無酸素運動」の方なのです。
無酸素運動の例としましては、短距離走やウェイトリフティング、腹筋運動などが挙げられるでしょう。
また脂肪の燃焼におきましてもウォーキングを始めとする有酸素運動の場合は、糖と脂肪の双方が消費され、しかもまず最初に消費されるのは糖であるため、脂肪の消費は遅れがちとなってしまうことを理解しておく必要があります。
ちなみに糖に続いて脂肪が消費されるのは、運動を開始してより15~20分程度の時間の経過を要することが知られています。
それでは筋肉増強の点で優位に立つ無酸素運動において、糖と脂肪はどのように消費されるのでしょうか?
実は無酸素運動においては脂肪が消費されることは一切なく、消費されるのはもっぱら糖のみなのです。したがいましていかに時間がかかり非効率であろうとも、脂肪を燃焼させるには有酸素運動に頼らざるを得ません。
このように筋肉の増強と脂肪の消費において、有酸素運動と無酸素運動はそれぞれ一長一短をもつことがわかります。そこで効率よく筋肉を増やし脂肪を燃焼させていくには、両者を適宜組み合わせていく必要が出てくることとなるわけです。
筋肉がどうもつきにくいと実感をされておられる方は、ウォーキングと合わせて意識的に無酸素運動を行われると良いでしょう。
腹筋運動をされるのも良いでしょうし、下半身の筋肉を増強されたい場合はスクワット運動を呼吸を浅くして短時間に激しく行うことで無酸素運動として行うようにされるとよいでしょう。
私がよくやるのは、始めはウォーキングをしていて、身体が温まってきたら電信柱から電信柱までダッシュします。次の電信柱の区間は歩き。その次はダッシュ。を繰り返します。これは効きます。
自分のペースでやってみましょう。
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腰が痛くなり、最近運動不足だからだと考えてウォーキングをすると、余計に悪くなることがあります。
それは骨盤が曲がっているときに歩くと、腰に負担がかかり余計に痛くなることがあります。一度骨盤矯正をしてから歩くことをおすすめします。