2019-04-24 自律神経失調症と季節の変わり目 自律神経失調症 自律神経失調症と季節の変わり目 カイロプラクティックではやさしく骨盤矯正をし、背骨の歪みを取り除くことによって自律神経を整えます。 自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、この2つは全く逆の働きをしています。これらは、無意識のうちに、必要に応じて自動的に電気のスイッチのように切り替わって、体のバランスを保っているものです。例えば、昼間仕事をしている時は「交感神経」が優位に働くため、体のスイッチがON状態になり、ばりばりがんばれる体勢を整えます。一方、夜仕事も終わって家でのんびりしている時は、「副交感神経」が優位に働くため体のスイッチはOFF状態に切り替わり、くつろぎの体勢に入ります。「自律神経」は、今置かれた状況を体が勝手に判断して切り替え作業を行うため、自分自身で意識的にスイッチの切り替えをすることはできません。ところが、大きなストレスや不摂生が続くと、体が「今おかれている状況」の判断ができなくなってしまいます。そして、「自律神経」のスイッチの切り替えが鈍くなり、自律神経のバランスが不安定になってしまうため、「自律神経失調症」を招いてしまいます。さらにこの時期は、朝晩と昼の温度差に体が適応できなくなり、これが大きな身体的ストレスとなって「自律神経失調症」になりやすくなります。季節の変わり目に決まって体調を崩すという方は、自律神経のバランスの乱れも一因していると言って良いでしょう。その症状としては、個人によって症状の現れ方が様々です。「自律神経失調症」の主な症状頭痛、耳鳴り、目の疲れ、のぼせ、めまい、のどが詰まった感じ、肩こり、動悸、息切れ、胸の圧迫感、胃が重い、吐き気、下痢、便秘、腰痛、生理不順、生理痛、手足のしびれ(全体的)疲れやすい、倦怠感、眠れない、じんましん等(精神的)不安、イライラ、集中力、気力の低下等文字色そこで、自律神経を整えるための対策をいくつかご紹介します。<生活リズムを整える>・頑張り過ぎない・夜更かしをしない・自分に合った睡眠時間の確保(量より質)・休日も普段通り起きる(まだ眠り足りなければそれから再び寝る)・決まった時間にバランスのとれた食事を心がける※不足がちな栄養素はサプリメントで補う・特にビタミンB群を積極的に摂りましょう!脳や神経の健康に関わる大切な栄養素で、神経の働きを正常に保つ働きが有ります。<リフレッシュする>・スポーツ、遊び、その他の趣味などを生活に取り入れる・心地よい汗をかく・溜まった感情を開放する。自分の中に押さえ込んでしまわないようにしましょう。学校や職場での長期に及ぶストレスは交感神経のスイッチがON状態のままになります。