梅雨と腰痛は関係あるのか?
令和元年の今年は梅雨が長く、九州鹿児島では多大な被害が報告されています。
去年は梅雨の時期がほとんどなかったような気がしますが、今年は大変です。
気温や気圧の変化は体にどう影響があるのでしょうか?
気温や気圧の変化について医学的に分かっていることがいくつかあります。
人間の体内では、外部の環境が変わっても、体調を一定に保とうとする働き「ホメオスタシス」があります。気温、気圧、湿度が少々変化しても、体の内部に影響が生じないように調節されているのです。
ところが、その変化があまりに大きかったり、あるいは加齢によって調節機能が低下するとバランスが崩れます。
まずは自律神経の異常です。気温や気圧の急激な変化が起こると、交感神経や副交感神経のバランスが崩れ、その結果、痛みなどが悪化します。気圧が低下すると副交感神経の緊張が亢進して、いわゆる元気がない状態になるという説もあります。
次に、気圧の低下による体液のバランス障害。気圧が低下すると、体がむくむと考えられていますが、これは体内の水分の移動が円滑に行われていないことを示します。
さらに、炎症反応の悪化も考えられます。気圧が低下することで組織内の炎症反応が強くなると考えられ、リウマチなどの痛みが悪化するとも考えられています。
このように、気象と体調についての研究が進められていますが、未知のことが多いのが現状です。
それでは、どのように対処したらいいのでしょうか?
やはり予防が1番です。
共通して言えるのは、程よい運動としっかりと食事を摂る。そして、質の良い睡眠をすること。
これがなかなかできそうでできないのが現状です。
にしざか施術院では、会話の中からどのような生活習慣で体が悪くなってしまっているのか原因を探り、アドバイスをしています。
人間は自分の行動を基準に考え、自分が正しい、自分が常識的だと思っています。
謙虚になって冷静に考えれば悪くなっているのは体に対して悪いことをしていると教えてくれているので素直に受け入れましょう。
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